Month: February 2017

複数ジョブ実行時の時間と経費を節約する新機能:Persistent Clusters (永続クラスター)

RescaleのRahul Vergheseが、2017年1月19日に記載したBlog記事の翻訳です。 元記事はIntroducing Persistent Clusters: a New Feature to Save Time & Money with Multiple Jobsをご覧ください。 Rescaleは、最新のデプロイメントで新機能のPersistent Clusters (以下、「永続クラスター」:マニュアルで起動/削除可能なクラスター)をリリースしました。この機能を有効にすることで、複数のインスタンスを起動してクラスタを構築し、シャットダウン(訳注:Rescaleシステムではシャットダウン後インスタンスは削除されます)することなく、Rescaleワークフロー(Web UI)を使用して複数のジョブを順番に同じクラスターへ投入できます。以前は、各ジョブ毎にクラスターが稼働し、ジョブの完了後は自動的にシャットダウンされるため、複数の小さなジョブを実行すると遅延が発生する可能性がありました。この新しい機能により、繰り返し処理の高速化が可能になります。これは、テストや同じハードウェア構成を必要とする複数のジョブに特に便利です。 時間とお金を節約 一般に、各クラスターがスピンアップしてシャットダウンするまでには数分かかります。永続的クラスターを有効にしておくと、クラスターに追加する各ジョブの時間とコストを節約できます。 なぜ? 標準のクラスターは、ジョブが完了すると自動的にシャットダウンし、後続のジョブも同じように起動してシャットダウンするため、別々のクラスターとしてそれぞれ課金されます。(訳注:通常、たとえ10分の計算であっても1時間分の課金となるため、10分で完了する連続する2つのジョブを実行した場合、2時間分が課金されます)一方で、永続クラスターを使用すると、クラスターはすぐに次のジョブの実行に使用できるようになるため、ジョブ間で別のクラスターをシャットダウンして起動させる時間を無駄にしません。それによって、同様のジョブを多数立ち上げるユーザーにとって、時間とコストを大幅に節約することになります。(訳注:上記の例だとちょうど10分の計算を待ち時間なく2つ連続的に実施できることになり、1時間分の課金で収まることになります。)

Read More

In-Browser Desktops (ブラウザー内仮想デスクトップ):HPCの視覚化を即座に開始

RescaleのアプリケーションエンジニアのAlex Huangがポストしたブログ記事の翻訳です。 元記事はIntroducing In-Browser Desktops: Instantly Launch Powerful HPC Visualizationsをご覧ください。 Alex Huang – 2017年1月30日 Rescaleは、便利な新機能であるIn-Browser Desktop(ブラウザー内で利用できる仮想デスクトップ環境)を当社のプラットフォームへ導入しました。この新機能によって、最新のWebブラウザーを利用するだけで、プレ/ポスト処理と視覚化のニーズに対応する、GPUアクセラレーションを利用したリモートデスクトップに接続できます。 In-Browser Desktopsは、実行中のジョブから視覚化ノードを起動するための最速の方法です。パスワードの設定、接続ファイルのダウンロード、トンネリングのためのスクリプトの実行は必要ありません。これは、ファイアウォールがあっても、HTTPSで簡単かつ安全にリモートデスクトップへアクセスできることを意味します。ブラウザーを通して、すべてシームレスかつ安全に実行されます。 デスクトップに接続する場合、In-Browser Desktopを使用するか、RDP(Remote Desktop Protocol)またはVNC(Virtual Network Computing)クライアントファイルをダウンロードして、すでに利用している自分のリモートデスクトップクライアントを使用することもできます。 実行中のジョブからの視覚化のためにn-Browser Desktopを起動する方法は次のとおりです。 ステップ1:実行中のジョブに対して“Visualize” (可視化)を選択します。 In-Browser Desktopの起動:ステップ1 ステップ2:“Launch” (起動)を選択して、デスクトップ設定を確認します。 ブラウザー内デスクトップの起動:手順2 ステップ3:“Connect using In-Browser Desktop”(In-Browser Desktopを使用して接続する)をクリックし… In-Browser Desktopの起動:手順3 […]

Read More

クラウドHPCの3つの隠れたメリット

Rescaleの米国中部地域担当セールスのJJ Jonesがポストしたブログ記事の翻訳です。 元記事は3 Hidden Benefits of Cloud HPCをご覧ください。 企業は、クラウド上のハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)に移行し、柔軟で多様な、従量課金型のHPCリソースへのアクセスを実現しつつあります。同時に、これらの資産を管理することや膨大な資本と時間を費やすことの必要がなくなりました。シミュレーションをクラウドのHPCリソースへ移行することで、企業は以前からは想像もできない規模で多彩な標準タイプおよび特殊タイプのハードウェアを活用できます。クラウドを活用することで、エンジニアリングスタッフの潜在力を発揮し、イノベーションを次のレベルに引き上げることができます。クラウドHPCが成熟するにつれて、これらの明らかな利点は、HPCワークロードに対するクラウドへの動きを促進することです。しかし、定量化を明らかにしづらいその他の利点がしばしば見落とされていますが、それらは本当のクラウドの変革の力を表しています。 この記事では、クラウドに移行することで見過ごされがちな、変革上の3つの利点を見ていきます。 1.トップレベルのエンジニアのリクルーティングや雇用維持 多くの企業が、クラウド資源へアクセスできる環境を保有することが、高い能力を持つエンジニアのリクルーティングや雇用維持に役立つことに気付いています。業界(産業)に関係なく、技術者は仕事に最適なツールを求めています。最速のクルマを持つレースチームが確実に最も有能なドライバーを引き付けるように、最高のツールを提供する組織は最高の才能を引き付けることができます。チームに対して、クラウドで利用可能なシミュレーション機能にに対して深く幅広いアクセスを提供する企業は、現在のハードウェア環境に対する不満を防ぎます。新しい技術が利用できるようになると、エンジニアは既存の社内リソースが完全に償却されるのを待つことなく、流通する最新のテクノロジーにアクセスすることができます。これは、最高の才能を引きつけ維持する企業の能力に顕著な影響を与えています。最近のクラウドカンファレンスでパネルの中であるグローバルCIOが次のように述べました。「従来のインフラストラクチャを利用しているなら、偉大なプレイヤーは得られません」 2.組織のアジリティ 見過ごされがちなもう一つの利点は、クラウドが組織にもたらす全体的な柔軟性です。革新的なアイデアを提供したり、新説を打ち立てたりするためには、企業や従業員は最新のテクノロジーにアクセスする必要がありますが、設備投資は痛みを伴う(そして危険な)決定になる可能性があります。いったん組織が資金を確保し、長期的な調達プロセスを維持すると、現在の作業負荷を中断することなく移行するために人材配置をどうしたらよいのかという葛藤に直面します。クラウドによって、企業は必要に応じて素早く資産にアクセスすることができます。さらに、既存のワークロードを拡張してシミュレーション時間を短縮し、同時シミュレーションを実行することで、チームが日常的なタスクをより迅速に実行できるようになり、将来的に実行可能なタスクに集中できるようになります。この俊敏性と応答性は、企業が自社製品を次のレベルに引き上げることを可能にします。 上記の利点についての最も良い点は、それらを実現するためにクラウドに完全に移行する必要がないことです。既存の社内HPCリソースを使用している組織でも、引き続きそのリソースを使用可能です。才能のあるエンジニアに可能性を与えたり、新製品をリリースしたりする必要がある場合、クラウドの利用が突発させることも可能です。これを行うには、クラウドプロバイダーがターンキーであり、使用に長期的なコミットメントを必要としないことが重要です。(P.S. Rescaleはそうではありません!) 3.ITではなく、組織のコアコンピタンスにフォーカス 最後に、クラウドによって、組織はそのコアビジネスに集中することができます。あなたは飛行機や自動車を作ることができますし、薬を創ったり人工知能ツールをデザインすることもできますが、あなたはIT企業ではありません。企業は、膨大な時間とコストを費やすことに慣れてきており、正しいコンピューティングリソースがコアビジネスをサポートできるようになります。過去には選択肢がありませんでした。クラウドを完全に活用することで、組織はビジネスを推進する重要な戦略目標に集中して、必要なリソースの保守や管理をそのリソースを主要ビジネスとする人々に任せることができるようになります。ITチームは、従業員中心型のプロセスのサポートに集中するのを止めて、顧客中心型の収益創出活動に集中することができるようになります。 これらの隠されたクラウドへの移行の利点は、ROIの計算には簡単には現れません。これらのつかみどころのない側面の真の価値を数値化することは困難です。つまり、明白な利点は、クラウドへの移行を正当化するのにあまりに多く語られています。しかし、これらのつかみどこころのない利点は、組織がクラウドに移行すると必然的に現れます。これらは損益計算書に数値として直接表示されないかもしれませんが、市場シェアや収益性のような中核的なビジネス目標の長期的な上昇を目にすることによって、これらの存在を知ることになります。

Read More